ヒルトン・オナーズ特典、いま思えば当たり前だけど、公式サイト以外は適用されない!
ヒルトンの上級会員ステータス「ヒルトン・オナーズ ダイヤモンド」では、 エグゼクティブラウンジや朝食無料、客室アップグレードなど、魅力的な特典がそろっていて、我が家ではヒルトンを宿泊先に選ぶことが増えています。
ところが先日、春休みの家族旅行で予約方法を誤り、結果的に特典がまったく使えないままキャンセル料を支払うことになってしまいました。
これからヒルトンを予約される方は、同じ失敗をしないよう、失敗談として共有したいと思います。
ヒルトンの上級会員特典は、旅行の快適度をぐっと引き上げる
「ヒルトン・オナーズ ダイヤモンド会員」になると、以下のような特典があります:
- エグゼクティブラウンジのアクセス(ホテルにより軽食・アルコール提供あり)
- 客室の無料アップグレード
- 朝食無料(同伴者1名まで)
- レイトチェックアウト
- 高速Wi-Fiの無料利用
この中でも我が家で特に好評なのが、無料の朝食ブッフェ。 大人も子どもも宿泊の楽しみのひとつで、満足度に大きく貢献しています。
ベネフィットステーションで見つけた割安なプラン。でも特典は…?
今回の旅行では、会社の福利厚生サービス「ベネフィットステーション」で、宿泊予定のヒルトンのホテルが公式サイトよりも割安になっているのを見つけました。
「これはお得に泊まれるかもしれない」と思った一方で、オナーズ特典が適用されるか気になりました。価格が安いことには惹かれつつも、「ベネフィットステーションから予約して特典が適用されるのか?」と不安がどうしても残ります。
予約前にチャットで確認。意外な返答が!
そのため、予約前にヒルトンのオナーズデスクにチャットで問い合わせてみたところ、グローバルの方とやり取りするため、英語でチャットすることに・・。少し緊張しつつ、
"Hi, I booked via Benefit Station. Can I still get my Diamond benefits if I include my Honors number?"
と送ってみたところ、意外にもポジティブな回答が返ってきました。
“Yes! Please include your Hilton Honors number in the notes or address field. We’ll try to apply your benefits.”
この時点で「適用できるらしい」と判断したため、その案内を信じてベネフィットステーション経由で予約しました。
出発前に再度チャット。まさかの“対象外”が判明
出発の前日に宿泊確認のためヒルトンと再度チャット。このときはグローバルではなくホテルのフロントデスクに繋がったため、宿泊にお世話になる旨と、もし可能であればダイヤモンド特典によるアップグレードをお願いしたいという意図で連絡しました。
しかし、別の担当者からの回答はこうでした:
「お客様の予約は、第三者サイト経由のため、オナーズ特典の対象外です。」
念のため、先日のチャットで確認した内容も伝えてみましたが、
「先の案内は誤っていました。ベネフィットステーションは規約上“Third Party Booking”に該当するため、特典適用の対象外です」
とのことで、ルールとして明確にNGであることがわかりました。
結果:キャンセル料が発生。改めて公式サイトから予約
特典が使えないことがわかり、今回は仕方なくベネフィットステーションでの予約をキャンセルし、当然ながらキャンセルポリシーに従い、一部キャンセル料が発生しました。
その後は、改めて公式サイトから予約を取り直し。空室があったのは不幸中の幸いでした。
まとめ:特典を確実に使いたいなら、予約経路の確認は必須
今回の体験から得た学びは、次のとおりです:
- ヒルトン・オナーズ特典は、公式サイトや、対象とされる一部の正規ルートからの予約のみ適用される
- 福利厚生サイト「ベネフィットステーション」は、「第三者経由」扱いとなり、対象外
- チャット案内は担当者によって差があるため、怪しい内容は複数担当者にルールを確認
- 取り返しがつかなくなる前に最終確認(これが重要)
料金だけを見ると、福利厚生サイトの方が一見お得に見えることがあります。
しかし、朝食ブッフェや部屋のアップグレードなどを含めた 総合的な価値 を考えると、福利厚生サイトと公式サイトを、特典適用されるかどうかを含め、しっかり比較することが大切だと学びました。
参考記事:ヒルトン東京ベイに賢く宿泊する
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